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レコーディングの進め方について③ギター編

前回までに続いてレコーディングの時に知っておくとちょっとタメになるポイントについて書いていきます。



■エレキギター録り

エレキギターレコーディング
エレキギターレコーディング

ギターレコーディングも、ブース数のあるところならベーシック(ドラム、ベース、リズムギターなど)を1発で録ることもできます。


ちょっと話が逸れますが、アンプをブースに入れてのベーシック1発録りは、それぞれのマイクへの音かぶりがないので、それぞれが演奏の気に入らなかったところだけパンチインできます。


1ブースのスタジオでももちろん1発録りは可能ですが、ドラムマイクにギターの音が大きく入ったり、ボーカルマイクにドラムの音が入ったりすることで、あとから積極的な音作りが難しくなるのと、パートごとの1箇所だけ直したいというようなパンチインが難しくなります。


こう書くと、1ブース1発録りがよくないみたいですが、音かぶりも含めて、やはり全員が顔を見合わせながら録るのは熱量も入りやすくて素晴らしいです。

レコーディングは良いマイク、良い機材で高音質に録ることも大事ですが、何よりアーティスト、バンドのサウンドありき。そこが最高でなければキレイに録れたとしても感動は生みません。


話を戻します。


・ギターのチューニング、調整


ギターもベースと同じく、まずは曲の基準ピッチに合わせてチューニングします。

だいたいの場合は弦も新品に交換します。錆びてきたりすると切れやすくなったり、倍音や鳴りが乏しくなります。ちなみにベースの場合、新品の弦のギラギラした感じが嫌いな人もよくいる気がします。


・アンプのチョイス


こちらもベースと同じく、楽曲に合わせて、出したい音のするアンプを選びます。

ベースの場合は、1曲の中でアンプを変えることはほぼないですが、ギターはフレーズやサウンドによってアンプも複数使うことがあります。


歪んだバッキングギターを左右で録る時には、ヘッドはそのままでキャビだけ入れ替えるとセッティング転換がスムーズだったりします。


・エフェクターのチョイス


曲中で使用するエフェクターを選びます。

例えば、メインで使う音はアンプ直、ブーストしたいところでブースター、ソロで空間系、クリーンは別チャンネルという場合があったとすると、ライブではすべて繋いだままですが、レコーディングでは、その時に必要なものだけを繋ぎます。

主な理由として、エフェクターとたくさん繋ぐと音痩せしやすいのと、ノイズが増えないようにするためです。

(諸説あり、サウンドを比べて問題なければ良し、セッティングもスムーズではある)


ノイズに関して、よくあるトラブルはパワーサプライとエフェクターの相性問題。

特定のエフェクターのみノイズが乗ったりすることは多々あります。

電源の取り方やアース、ギター本体の不良なども要確認です。


エレキギターはとにかくノイズが乗りやすいので、レコーディングで無駄に時間を使わないためにも、良い電源、事前のチェックは必須です。


・サウンド作り


ギター、アンプ、エフェクターで音色を作ってレコーディングします。

良い音ができたと感じても、録音してみるとなんかイメージ通りの音じゃないというのもよく聞く話。


理由は簡単で、録音された音はアンプに立ったマイクを通り、ヘッドアンプを通ってDAWに録音されます。アンプの前で作っていた音は、アンプから離れて部屋鳴りも含めて耳に入ってきたサウンドです。

違って当たり前というのは理解できるかと思います。


それではどういう基準で音を作れば良いか。

ヘッドホンをして(もしくはモニタースピーカーを鳴らして)、マイクを通ってDAWに入った音を確認しながら作ります。

そこで鳴っている音と、実際に録れる音の誤差を埋めていくイメージです。


ここでうまくいかない場合は、エンジニアと相談しましょう。

アンプやエフェクターで調整すべきか、またはマイクやヘッドアンプを変えることでうまくいくか、マイクとアンプの距離感や角度で調整すべきかなど、どういう音が欲しいかさえ伝えればそれを達成するための手法をたくさん持っているはずです。


・その他


アンプをブースに入れた場合、フィードバックを鳴らしたい時はブースに入りましょう。

ケーブルはなるべく短い、高品質なものにしましょう。

とにかくマメにチューニングしましょう。

とにかくマメにチューニングしましょう。

とにかくマメにチューニングしましょう。

チューニング、ほんとに大事です。どんなにいいプレイをしてもすべてが無駄になります。


そして、ギターテックさんもいますので、サウンド作りやアンプ、エフェクターチョイスなど苦手な人はぜひ依頼してみましょう。



■アコースティックギター

アコースティックギターレコーディング
アコースティックギターレコーディング

アコギ録音についてのポイントも軽く触れておきます。


・プレイについて


アコギはプレイによっては出音が小さく、ちょっとしたプレイ以外のノイズもマイクに乗りやすいです。アクセサリーや服がこすれる音、足でリズムを取る音など注意しましょう。


コードストロークについては、しっかりボディが鳴るように弾いてください。弦を撫でるようなストロークではボディが鳴らず、豊かなサウンドになりません。

ジャンルにもよると言ってはおきますが(笑)


そして、サウンドホールの向きによって、収音される音質が大きく変わります。プレイするうちにだんだん向きが変わっていったり、高さが変わっていったりしないように気をつけましょう。

どうしても動いてしまう場合や、そうしないとプレイできない場合はエンジニアに相談です。どうにかしてくれます。とにかくパフォーマンス第一なので、そこは遠慮なく伝えましょう。


・モニターについて


ドラムと同じく、もしくはそれ以上にヘッドホンからの音漏れに注意しましょう。

クリック、ガイドで鳴らしている音など、感度の高いコンデンサーマイクなら相当拾います。


とはいえ、同時に本チャンでも鳴るような音であれば、そこまで問題になることもありませんが、後々になって使わなくなった音などが入っていると大変です。


・弾き語りの場合


歌とギターを同時にレコーディングする場合、この場合も基本的にはマイキングを確定した後にはあまりポイントからずれないようにするのがベターです。


弾き語りと聞くと、アコギとボーカルにマイクがそれぞれ立っているだけで簡単そうですが、実はすごく難しいレコーディングの分類。(だとおもっています)


あとはクリックを聴きながら録る場合はやはりクリック漏れには気をつけましょう。



次回はボーカル録りについてです。

最後までお読みいただきありがとうございました。


 

SHOGIN ENGINEERINGではオンラインミックスダウン、マスタリングをはじめ、レコーディング、ナレーションなどの整音作業、ピッチ補正、MVやトレイラー映像制作、楽曲アレンジ、チームによるバンドプロデュース、ミックスダウンやマスタリングのプライベートレッスンなどを行っております。

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